戦略的国際科学技術協力推進事業

平成17年度 日本‐米国 研究交流課題の募集のお知らせ

科学技術振興機構(JST)では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しています。本事業では、アメリカ合衆国(米国)と「重要情報基盤保護」に関する研究交流の支援を昨年に引き続き実施することとして、今般、課題を募集致します。

■ 概要

JSTでは、政府間合意等に基づく重要課題に関する戦略的な国際科学技術協力を推進するため、共同研究、研究集会開催の方法を有機的に組み合わせて実施することにより国際研究交流の促進を図ることを目的とした、戦略的国際科学技術協力推進事業を実施しています。

平成15年度に、相手国・実施分野としてアメリカ合衆国(米国)と「安全・安心な社会に資するための科学技術」の分野につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、米国側と協議を重ねた後、平成16年度より「安全・安心な社会に資するための科学技術」の一分野である「重要情報基盤保護」に関する研究交流を開始いたしました。

「重要情報基盤保護」分野は、情報基盤そのものの保護と情報基盤上の情報データの保護、さらに情報基盤保護の複合領域に関する研究領域です。具体的には、モニタリング、安全管理、暗号技術、情報データ保護技術やコンピュータフォレンジックスの研究等を含みます。

JSTは、米国の研究ファンディング機関である全米科学財団(NSF : National Science Foundation, URL:http://www.nsf.gov/と協力して、比較的小規模な共同研究(日米両国の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます)を支援することを予定しています。

JSTは、当該研究領域に係る日米研究交流の課題の提案を募集します。なお、相手側の米国研究者は、既に全米科学財団(NSF)の支援を受けていることを前提として、日本側研究者を支援するものです。詳しくは、募集要項をご覧下さい。

戦略的国際科学技術協力推進事業の仕組み

■ 募集期間

平成17年6月1日〜平成17年7月25日

■募集要項及び申請書類

1.募集要項(PDF形式

2.申請書類(Word形式

(英語版と日本語版への記入をお願いします)

■ 本件に関するお問合せ先

独立行政法人 科学技術振興機構

国際室 事業実施担当 田中、中井

TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379

■ その他

−日米ワークショップ−

6月26日、27日の2日間、約100名の研究者および一般参加者を得て、日米ワークショップを東京にて開催いたしました。

本ワークショップの発表概要は下のボタンよりご覧になることができます。

ワークショップの発表概要