戦略的国際科学技術協力推進事業

平成22年度 日本‐中国−韓国研究交流課題の募集のお知らせ

独立行政法人 科学技術振興機構(以下、「JST」という)では、研究者の国際的な交流を推進する「戦略的国際科学技術協力推進事業」を実施しております。本事業では、平成22年度に中国及び韓国と「気候変動」「省エネルギー」「防災」「水循環」に関する研究交流の支援を行うこととし、課題を募集いたします。

■ 概要

本研究交流は、政府間合意に基づき、日本、中国及び韓国の3国間において、募集分野における研究交流を実施することにより、我が国の科学技術の将来の発展に資することを目的としています。

平成21年度に中国及び韓国と実施分野として「地球規模課題、及び北東アジア地域で重要な課題」につき協力を実施するとの文部科学省の通知を受け、平成22年度はその中でも「気候変動」「省エネルギー」「防災」「水循環」に関する研究交流課題の募集を行うことになりました。

JSTは、中国の科学技術部国際合作局(Department of International Cooperation、Ministry of Science and Technology 通称MOST)及び韓国研究財団(National Research Foundation、通称NRF)と協力して、日中韓間の研究交流を共同支援するための新たな枠組を構築し、当該領域(気候変動、省エネルギー、防災、水循環)における研究交流をこの枠組にて支援することといたしました。具体的には、3機関が協力して、比較的小規模な共同研究(三カ国間の研究者の派遣・招聘やシンポジウム・セミナー等の開催を含みます)を支援することを予定しています。

JST、MOST及びNRFは、当該研究領域に係る三カ国間の研究交流課題の提案を募集します。


■ 募集期間

平成22年4月22日(木)〜同年5月21日(金)午後5時

■ 支援の内容

研究交流課題が採択された場合、日本側研究者は3年間で1,500万円を上限として委託研究費を受け取ることができます。詳しくは募集要項をご覧ください。

■ 募集要項

募集要項(PDF形式
(募集要項は正として英文、参考に和文を付しています)

■ 申請方法

日本側研究者は、府省共通研究開発管理システムから申請します。本システムを初めて利用する場合、所定の手続きが必要です。
本システムへは、
http://www.e-rad.go.jp/index.html
よりアクセスできます。申請の際、WEB上に必要情報を登録するとともに、WEB上から申請書類(Word形式)をダウンロードし、記入してください。なお、日本側研究者は提案をJSTに、中国側研究者は提案をMOSTに、そして韓国側研究者は提案をNRFに申請していただきます。(日本側研究者に合わせ、中国及び韓国側研究者からMOST又はNRFに対し同様の提案申請がなされない場合は、審査の対象となりません。)

■ 本件に関するお問合せ先

独立行政法人科学技術振興機構
国際科学技術部 事業実施担当 山村、土屋
TEL:03-5214-7375 FAX:03-5214-7379
E-mail :