イノベーションシステム整備事業

先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム

Creation of Innovation Centers for
Advanced Interdisciplinary Research Areas Program

人材育成

先端融合領域におけるイノベーションを担うために、大学等と企業の双方の現場において
必要とされる次世代の研究者・技術者等の人材育成を行う。

平成19年度採択
 国立大学法人 京都大学 『次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点』 
http://www.mic.med.kyoto-u.ac.jp/index.php

本拠点の最終目標である「創薬」の一端を担えるよう、
研究を発展させていきたい


名前 : 竹馬真理子
所属 : 京都大学医学研究科次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点

Q:
拠点ではどのようなことに取り組んでいますか?(産学の機関や既存の学問領域を超えた取り組みを行っているか?)
A

水チャネルとして発見されたアクアポリン遺伝子の機能を研究しています。炎症性疾患やガンなどの治療を見据えて、それら疾患におけるアクアポリンの機能を明らかにするとともに、治療法への応用に取り組んでいます。

Q:
拠点に参加して感じたことをおきかせください。(他研究プログラムや研究室との違いなど)
A
私は、企業での「商品を市場に送る研究」、大学での「論文になる基礎研究」の両サイドを経験してきました。本拠点は、その両者を融合させた「社会に貢献できるアウトプットへつながる基礎研究」を実現できる場所であると感じています。
Q:
今後の目標をお聞かせください。(イノベーション創出に向けた目標設定がなされているか?)
A
社会に貢献できる研究を続けたいと思っています。本拠点の最終目標である「創薬」の一端を担えるよう、研究を発展させていきたいと考えています。

企業からの研究者と大学の研究者が境なく、
相互の知見を応用し広がりのある研究が可能


名前 : 青木友浩
所属 : 京都大学医学研究科AKプロジェクト

Q:
拠点ではどのようなことに取り組んでいますか?(産学の機関や既存の学問領域を超えた取り組みを行っているか?)
A
くも膜下出血の原因疾患である脳動脈瘤という疾患に対する新たな創薬を目指し研究を行っている。本研究では、当初よりヒトでの臨床応用を目標としモデル動物を用いた疾患形成機序の検討や治療薬候補薬物の効果の検討といった従来行われてきた基礎部門での検討のみでなく、臨床標本の使用や海外を含む多数の臨床施設との連携、臨床研究への取り組みも積極的に行っている。
Q:
拠点に参加して感じたことをおきかせください。(他研究プログラムや研究室との違いなど)
A
当拠点では、製薬企業からの研究者と我々大学の研究者が境なく一緒に研究を遂行できる。そのため、私のような治療薬の開発を目指す研究を行う立場からは、医学部単独の研究室では得ることの困難な創薬に向けた知見を得ることができ理想的な環境である。また、様々な疾患で共通の疾患形成機序が関与している事も多くその点でも複数の創薬プロジェクトが進行している当拠点では、相互の知見を応用し広がりのある研究が可能である。
Q:
今後の目標をお聞かせください。(イノベーション創出に向けた目標設定がなされているか?)
A
くも膜下出血の原因疾患である脳動脈瘤に対する新たな創薬を目指したい。本疾患は頻度も高く破裂によりくも膜下出血を来すことから社会的に重要な疾患である。にもかかわらず現在なお薬物治療法が存在しない。このような現状を打破するために、脳動脈瘤形成機序を解明し本疾患に対する薬物治療を日本発で樹立したい。このような社会的に重要な疾患の新規治療法開発により社会に貢献することが研究の最終的な目標である。

製薬会社と密接に連携し、自己免疫疾患などで見られる
過剰な免疫反応を制御する新しいタイプの免疫抑制剤の創出を目指す


名前 : タムケオ ディーン
所属 : 次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点

Q:
拠点ではどのようなことに取り組んでいますか?(産学の機関や既存の学問領域を超えた取り組みを行っているか?)
A
私は免疫細胞における細胞骨格アクチンの機能や免疫寛容の分子メカニズムなどについて研究をしています。 これまで、本拠点と連携している製薬会社側の研究者からは研究を推進するのに様々な助言をいただきました。
Q:
拠点に参加して感じたことをおきかせください。(他研究プログラムや研究室との違いなど)
A
私は昨年の春から本拠点に参加しましたが、他のプログラムとの違いはやはり製薬会社側の研究者と交流する機会があることと、製薬会社の研究材料が使えることです。これはアカデミックの研究室では経験をしたことがなく、非常に画期的だと思います。
Q:
今後の目標をお聞かせください。(イノベーション創出に向けた目標設定がなされているか?)
A
私は本研究拠点で得られた研究成果を基に、製薬会社と密接に連携し、自己免疫疾患などで見られる過剰な免疫反応を制御する新しいタイプの免疫抑制剤の創出を目指したいと考えています。