イノベーションシステム整備事業

先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム

Creation of Innovation Centers for
Advanced Interdisciplinary Research Areas Program

人材育成

先端融合領域におけるイノベーションを担うために、大学等と企業の双方の現場において
必要とされる次世代の研究者・技術者等の人材育成を行う。

平成19年度採択
 国立大学法人 大阪大学 『フォトニクス先端融合研究拠点』
http://www.parc.osaka-u.ac.jp/

今までの光学顕微鏡の回折限界を越える10~20nmに達する高い分解能を
持っているTERS顕微鏡は必ず人気を呼び、近い将来には産業化が実現できる


名前 : Jun Yu
所属 : 大阪大学フォトニクスセンター

Q:
拠点ではどのようなことに取り組んでいますか?(産学の機関や既存の学問領域を超えた取り組みを行っているか?)
A
現在フォトニクスセンターでTERS顕微鏡の開発、そして、産業化できるような顕微鏡を開発しております。TERS顕微鏡は、今までの光学顕微鏡の回折限界を越える10~20nmに達する高い分解能を持っております。現在TERSに関する学術論文が数多く発表されています。しかし、TERS顕微鏡の産業化がまだ実現されてません。高い分解能を持っているTERS顕微鏡は必ず人気を呼び、近い将来には産業化が実現できることを信じております。
Q:
拠点に参加して感じたことをおきかせください。(他研究プログラムや研究室との違いなど)
A
フォトニクスセンターには技術開発に必要不可欠な現代先端科学機器が完備されております。そのため、私の研究はスムーズに進めることができます。例えば、3Dプリンターを使って、小さい光学部品を作れるので、迅速に研究が進められます。また、センターが主催するコロキアム、研究会などを通じて、各領域の研究者と交流でき、同研究領域の最新の情報を手に入れることだけではなく、他の領域の情報も獲得できます。
Q:
今後の目標をお聞かせください。(イノベーション創出に向けた目標設定がなされているか?)
A
TERSは本当に創造的な技術です。この技術は今後各領域においては応用されていくと確信しております。TERSはすでに学術界で盛んに研究されており、私たちの技術革新で産業化もそう遠くありません。近い将来TERS顕微鏡も現有の顕微鏡と同じような実用性のある器械になれると思っております。




ダブルディグリー制度を利用し、日本と中国を行き来して教育と
研究指導を受け、工学と理学の2つの博士号を取得しました


名前 : 増井 恭子
所属 : 大阪大学 フォトニクス先端融合研究センター

Q:
拠点ではどのようなことに取り組んでいますか?(産学の機関や既存の学問領域を超えた取り組みを行っているか?)
A
フォトニクス先端融合センターで推進されているダブルディグリー制度を利用し、日本と中国を行き来して教育と研究指導を受け、工学と理学の2つの博士号を取得しました。フォトニクス研究に実績高い大阪大学の研究室で光学系を構築し、中国科学院所属の化学合成を主研究とする研究室で作製した金属ナノ粒子を用いて、フォトニクスと金属ナノ粒子および高分子を組み合わせたナノコンポジットの新規作製方法を構築しました。
Q:
拠点に参加して感じたことをおきかせください。(他研究プログラムや研究室との違いなど)
A
ダブルディグリー制度を利用して中国へ行き、研究だけでなく言語や文化を学ぶ機会も得られました。今後のキャリアパスに大きな影響を与える貴重な経験ができたと感じます。フォトニクスセンターには国内外からの研究者の訪問も多く、著名な先生と直接話す機会もありました。コロキウムやシンポジウムの開催も活発に行われており、一研究室に所属するだけではできなかったことを数多く経験できたと思います。
Q:
今後の目標をお聞かせください。(イノベーション創出に向けた目標設定がなされているか?)
A
現段階では詳細に述べることはできませんが、フォトニクスセンターの共用機器を活用してこれまでになかったプラズモニック材料を構築する研究計画が進行中です。既存のアイデアや知識にとらわれず、社会に幅広く役立つ、インパクトのあるもの作りを目指しています。