受賞取り組み紹介

介護用洗身機器による介護の質の向上と持続可能な社会への貢献

2025年度 優秀賞

団体名:株式会社シリウス

  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 6.安全な水とトイレを世界中に

解決したい社会課題

  • 入浴が困難な要介護者にも、快適で衛生的な身体保清を実現したい
  • 介護従事者の負担軽減と、環境負荷軽減を同時に実現したい

取り組み内容

入浴が困難な要介護者にとって衛生環境の維持は重要だが、入浴介助は介護者には大きな負担であり、転倒などのリスクも伴うものとなる。社会の高齢化が進み介護人材の不足や地域格差も深刻化する中、介護の現場では安全で効率的な洗身方法が求められている。

この取り組みは、介護用洗身機器「switle BODY」の開発・普及を通して、要介護者の衛生環境の維持と介護者の負担軽減を目指すものである。「switle BODY」の製品開発は、開発者自身の介護経験に着想を得て始められた。水を噴射しながら同時に吸引する独自の湿式吸引技術により、ベッドを濡らすことなく寝室での洗身を可能にしている。洗髪を含めても約15分程度で完了するため、介護者、要介護者双方の肉体的、精神的負担の軽減につながる。また、使用水量は約1Lと非常に少なく、大幅な節水・省エネルギーを実現している。

現在は、介護資格を持つスタッフが全国の介護施設を訪問し、現場の声を反映した改善を重ねながら普及活動を展開しているほか、介護保険適用に向けた制度提言や災害時の衛生管理機器としての活用も視野に入れた活動を展開しており、誰もが安心して暮らせる持続可能な介護社会の実現を目指している。

介護用洗身用具 switle BODY
独自開発の湿式吸引アタッチメント機構
ベッドを濡らさず汚さず、手軽に簡単に体を洗うことができる
ベッドの上での洗髪の様子

わたしたちの取り組みについて(受賞団体より)

私たちは、介護用洗身用具「switle BODY」を通じて、入浴が困難な方でも清潔を保てる環境づくりに取り組んでいます。少量の水で使用できる特性を活かし、介護現場だけでなく、災害時や断水下における衛生管理、BCP対策としての活用も進めています。日常使いが非常時の備えにつながる仕組みを社会に広げ、清潔と尊厳を守る持続可能なケアの実現を目指しています。

取り組みについてのお問い合わせ先

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