1. ホーム
  2. 領域総括・アドバイザー紹介
  3. アドバイザー:吉田 恒雄

アドバイザー

吉田 恒雄 駿河台大学 名誉教授
認定NPO法人 児童虐待防止全国ネットワーク 理事長

写真:吉田 恒雄

領域への抱負・期待

現代社会では、家庭等の親密な関係における暴力への対応が重大な課題になっています。家庭自身に抑止力を期待することが困難な現状では、これら暴力による被害者を保護するため、ときには公権力による介入が必要です。他方で、育児不安等を原因とする児童虐待においては、公的機関や専門職による対応だけでは十分でありません。子育て支援等による虐待の発生予防や被害児支援のためには、地域や民間団体がその非権力的機能や柔軟な対応力を活かし、「公/私」の隙間を埋めることが重要になります。今回の領域研究では、子どもの養育を社会全体で支える視点から、それぞれのセクターの協働に関して一定の方向性が示されることを期待しています。

略歴
1972年3月
早稲田大学第一法学部卒業
1974年3月
同大学大学院法学研究科程民事法学専攻修士課程修了
1980年3月
同大学大学院法学研究科程民事法学専攻博士後期課程単位取得退学
1981年4月
明星大学人文学部経済学科専任講師
1994年4月
駿河台大学法学部教授
2015年4月
駿河台大学学長
2008年5月~現在
NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事長
2019年~現在
駿河台大学 名誉教授
専門分野・関心分野

専門分野は民法(家族法)、児童福祉法。児童虐待防止法制度に関する研究、子どもの権利擁護制度の研究に携わるとともに、児童虐待防止を目的に、NPO法人として児童虐待防止のソーシャルアクション、広報・啓発活動(オレンジリボン運動)に取り組んでいる。

著書・論文
  • 『児童虐待への介入-その制度と法』(編著)、尚学社、1998年
  • 「児童虐待防止における民間団体の役割」高橋重宏編『日本の子ども家庭福祉』明石書店、2007年
  • 「子ども虐待防止のオレンジリボン運動」小児歯科臨床18(10)、2013年10月、pp.16-22
  • 「子どもの権利条約からみたわが国の子ども虐待防止法制の課題」子どもの虐待とネグレクト16(3)、2014年12月、pp.250-255
  • 『日本の児童虐待防止・法的対応資料集成』(編著)、明石書店、2015年
リンク