人と情報テクノロジーの共生のための人工知能の哲学2.0の構築
プロジェクトの概要
過去10年ほどのあいだに人工知能研究は大きな発展を遂げたが、真の汎用人工知能はいまだ実現していない。このような現状においては、汎用人工知能の実現における原理的な困難を明らかにすることや、近い将来実現可能な人工知能がもつ可能性を明らかにすることが、社会にとって重要な課題となる。
本プロジェクトでは、人工知能をめぐる過去半世紀ほどの哲学的考察の成果を、研究の現状をふまえてアップデートし、人工知能を中心とした情報テクノロジーの研究開発および社会実装を論じる際の共通基盤となる概念枠組を構築することを目指す。具体的には、人工知能による広義の徳の実現可能性の考察を手がかりとして、人工知能が有用な道具として人間の能力を拡張する可能性や、人間とは異なる種類の知性として人間と協働する可能性を探る。
実施者
鈴木貴之(代表者) |
東京大学大学院総合文化研究科 |
教授 |
立花幸司 |
千葉大学大学院人文科学研究院 |
助教 |
植原亮 |
関西大学総合情報学部 |
教授 |
染谷昌義 |
高千穂大学人間科学部 |
教授 |
柴田崇 |
北海学園大学人文学部 |
教授 |
上杉繁 |
早稲田大学創造理工学部 |
教授 |
中澤栄輔 |
東京大学大学院医学研究科 |
講師 |
参画・協力機関
東京大学 |
千葉大学 |
関西大学 |
高千穂大学 |
北海学園大学 |
早稲田大学 |