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有機材料を基礎とした新規エレクトロニクス技術の開発」研究成果の展示・報告会開催

研究成果展開事業 戦略的イノベーション創出推進プログラム
https://www.jst.go.jp/report/s-innova/index.html

2019年1月30日-2月1日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されたJFlex2019にて、戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)「有機材料を基礎とした新規エレクトロニクス技術の開発」の研究成果を展示いたしました。
最終日の2月1日には、同会場の会議棟607+608にて、研究成果報告会を開催いたしました。

研究成果報告会には、187名の方に参加いただくという盛況ぶりでした。
S-イノベとは、JST戦略的創造研究推進事業等の研究成果を対象として研究開発テーマを設定し、そのテーマの下、産学の研究者から構成される複数の研究開発チームによるコンソーシアムを形成、長期一貫(最大10年度)してシームレスに研究開発を推進することで、産業創出の礎となりうる技術を確立し、イノベーションの創出を図るものです。

本研究開発テーマ「有機材料を基礎とした新規エレクトロニクス技術の開発」は平成21年度からスタートし、本年度が最終年度になります。
本研究開発テーマは、有機化合物を利用した光電変換技術および有機化合物中の電子制御技術を応用したデバイスなどの研究開発を対象としています。具体的には、塗布型有機EL照明、塗布型および円筒型の2種類の有機太陽電池、有機トランジスタを利用したディスプレイなどの有機系電子デバイスに係る技術の開発を目指してきました。

研究成果報告会では、本研究開発テーマのプログラムオフィサーである谷口彬雄信州大学名誉教授・特任教授からの総括の後、以下の4つの研究開発課題について、大学側の基礎研究の研究成果と共に、その研究成果を基に発展させた企業側の事業化に向けた具体的な実用化研究の詳細が発表されました。

  1. 新しい高性能ポリマー半導体材料と印刷プロセスによるAM-TFTを基盤とするフレキシブルディスプレイの開発
  2. フレキシブル浮遊電極をコア技術とする新太陽電池分野の創成
  3. 印刷で製造するフレキシブル有機EL照明の開発
  4. 塗布型長寿命有機太陽電池の創出と実用化に向けた基盤技術開発

展示では、企業側の応用研究による実際の成果物が披露され、多くの来場者にアピールしました。今後、今回紹介された有機エレクトロニクス技術の早期実用化、商品化が期待されます。