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「フォトニクスポリマーイノベーション国際会議(IWPPI2018)」開催

研究成果展開事業「戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)」
研究開発テーマ「フォトニクスポリマーによる先進情報通信技術の開発」
https://www.jst.go.jp/s-innova/

2018年10月15日~17日の3日間、フォトニクスポリマーイノベーション国際会議(IWPPI2018)が、長野県の上諏訪にて開催されました。研究成果展開事業・戦略的イノベーション創出推進プログラム(S-イノベ)の研究開発テーマ「フォトニクスポリマーによる先進情報通信技術の開発」の研究者、海外15カ国からの出席者(45名)を含む合計217名の方が参加し、活発な意見交換がなされました。本年度は、本研究開発テーマの最終年度に当たり、その研究成果を世界に発信するとともに、海外を含めて多くの研究者との交流を図る目的でJSTが本国際会議を協賛しました。

オープニングでのJST後藤理事とS-イノベ宮田プログラムオフィサーの挨拶に続き、テクニカル・セッションが行われ超高速光通信、光学式ストレージ、ディスプレイなどの様々なフォトニクスポリマーのトピックスに関する最新の研究成果として、S-イノベの研究活動成果5件、プレナリー・セッション2件、スペシャル・セッション(パネル・ディスカッション)1件、オーラル・セッション24件およびポスター・セッション43件の合計75件の発表が行われました。これらのセッションを通じて、多くのフォトニクスポリマー関連の産業動向や最新研究について議論されると共に、S-イノベの研究成果を参加各国の産学の関係者に広めることができました。

テクニカル・セッションと並行して、S-イノベの参画機関および関連企業からの最新テクノロジーと製品も展示され、フォトニクスポリマーに関わる各国の研究者にS-イノベの研究成果および企業の取り組みをアピールすることができました。

今回の国際会議により、国際的な研究者ネットワークが構築され、9年に渡るS-イノベの研究の進展と、生み出された技術の産業化が大きく推進することが期待されます。
なお、次の日の10月18日には、諏訪市で毎年開催されている見本市(諏訪市工業メッセ)とのジョイントイベントとして、諏訪市文化センターにて特別講演会も開催されました。

  • International Workshop on Photonics Polymer for Innovation (IWPPI2018)
  • https://iwppi.org/