2017年10月4日、5日の2日間にわたり、バイオサイエンスデータベースセンター（NBDC）は東京大学弥生講堂一条ホール、アネックスにて、『トーゴーの日シンポジウム2017 ～バイオデータベース：「作る」から「使う」へ～』を開催しました。

本シンポジウムでは、「理化学研究所革新知能統合研究センターの取り組み」（理化学研究所／東京大学　杉山 将センター長／教授）、「東北メディカル・メガバンク機構の目標と進捗状況－世界最先端のバイオバンクを目指して－」（東北大学東北メディカル・メガバンク機構　山本 雅之機構長）の2つの招待講演をはじめ、データベース活用事例についての4件のユーザー発表、JST「ライフサイエンスデータベース統合推進事業」に関する口頭発表11件等がありました。

また、ポスター発表は同事業の研究開発課題の進捗、成果や、各省（文科省、厚労省、経産省）でデータベース統合に関わる機関が実施している取り組みの紹介をはじめ、国内の生命科学分野のデータベース関係者に広く呼びかけ、応募のあったデータベース構築・運用・活用に関する発表等、計80件にものぼる発表がありました。

本シンポジウムには大学や研究機関、民間企業の研究者など全国から約300名の参加者があり、講演の質疑応答やポスター会場では活発な議論、情報交換が行われました。当日の講演動画やポスター（一部を除く）は、後日シンポジウムサイトから公開の予定です。

なお、本シンポジウムは、10月5日を「トーゴーの日」として、ライフサイエンス分野のデータベース統合にまつわる問題をともに考え、議論を深める場として2010年より開催しているものです。

詳細は以下のURLをご覧ください。

• トーゴーの日シンポジウム2017
  https://events.biosciencedbc.jp/sympo/togo2017