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トーゴーの日シンポジウム2016 開催報告」
2016年10月5日、6日 東京大学弥生講堂一条ホール

バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
http:/biosciencedbc.jp/

2016年10月5日、6日の2日間にわたり、バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)は東京大学弥生講堂一条ホールにて、『トーゴーの日シンポジウム2016 ~統合データベース、実りの時へ~』を開催しました。 本シンポジウムでは、「がんのゲノム医療実装に向けた現状と課題:統合データベースへの期待」(国立がん研究センター 中釜 斉理事長)、「データベース作りとデータ駆動科学」(東京大学大学院新領域創成科学研究科 岡田 真人教授)の2つの招待講演をはじめ、データベース活用事例についての4件のユーザー発表、JST「ライフサイエンスデータベース統合推進事業」から11件の成果発表がありました。

また、ポスター発表では同事業の研究開発課題の成果や、各省(文科省、厚労省、経産省)でデータベース統合に関わる機関が実施している取り組みの紹介、また、今回は初めての試みとしてデータベース利活用に関するポスター発表を広く一般募集し、応募のあった活用事例の紹介7件を含む、63件が発表されました。

本シンポジウムには大学や研究機関、民間企業の研究者など全国から約270名の参加者があり、講演の質疑応答やポスター会場では活発な議論が行われました。当日の講演動画やポスター(一部を除く)は、後日シンポジウムサイトから公開の予定です。

なお、本シンポジウムは、10月5日を「トーゴーの日」として、ライフサイエンス分野のデータベース統合にまつわる問題をともに考え、議論を深める場として2010年より開催しているものです。