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平成28年度 技術移転に係わる目利き人材育成プログラム 地域コース(山口・九州開催)の実施
山口県 YICスタジオ

知財活用支援事業 技術移転に係わる目利き人材育成プログラム https://www.jst.go.jp/tt/mekiki/index.html

平成28年8月3日に、産学連携展開部では、技術移転に係わる目利き人材育成プログラム 地域コース(山口・九州開催)を実施しました。

地域コースは、当該地域の特性を踏まえてカリキュラムをオーダーメイドで組み立てて開催するプログラムです。 今回の山口・九州開催は、「中国・九州地域の地方創生への挑戦-産学官金の新たなパートナーシップの構築-」をテーマに、山口大学、山口県産業技術センター、やまぐち産業振興財団を中心とした山口県側の関係機関の共催協力の下に実現しました。

今回の研修には、山口・九州地域のほか広島県、徳島県など遠方からの参加者もおり、国、県、市、大学、高専、公設試験研究機関、財団、金融機関等広域かつ幅広いジャンルの方が集う形で、総勢39名の方が参加しました。 座学講義では、日本銀行の堀井講師から、「地方創生に向けた産学官連携の方向性」についての示唆をいただき、山形大学の小野講師からは山形モデルから学ぶ地域イノベーションシステムについてご講義をいただきました。 また、山口県内の産学官金連携の取組みをご紹介いただいたり、山口大学発の研究成果を基としたケース事例に基づくテーマ討論(グループ討議)を行うなど、1日間開催という限られた時間の中でも充実したプログラム内容となりました。 また、研修終了後には意見交換会を開催するなど、所属機関の垣根を越えた人的ネットワークの構築ができました。

今後も引き続き、参加者からの要望や意見を参考にしながら魅力ある目利き研修プログラムを企画運営していきたいと考えています。 ぜひ皆さんも本研修に参加して、実体験した声をJSTへお寄せ下さい。


グループ討議の様子