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馳浩文部科学大臣とさくらサイエンス・ハイスクールプログラムで来日したインドの高校生との懇談について

日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)http://ssp.jst.go.jp/

JST(理事長 濵口 道成)は、日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)において、アジアの35か国・地域注1)の優秀な青少年を日本へ短期に招へいし、日本の最先端の科学技術に触れるとともに、日本の青少年と科学技術の分野で交流を深めることを目指しています。これにより優秀なアジアの青少年の日本の最先端の科学技術への関心を高め、アジアの科学技術の向上に貢献します。

平成26年度から開始されたさくらサイエンスプランにおいて、インドからの招へいは平成27年度から始まりました。事業は一般公募とハイスクールプログラムに分かれますが、平成27年度はインドから約320名が招へいされました(全体では約4,200名)。

平成28年度は現在までハイスクールプログラムで105名の高校生が招へいされています(全体では135名になる予定)。

馳浩文部科学大臣は5月6日(金)午後 訪問先のニューデリーで、インドの8名の高校生と懇談しました。この8名は、平成28年度のさくらサイエンス・ハイスクールプログラム注2)により、すでに4月に来日し、1週間の交流プログラムを体験した優秀な高校生で、懇談は和やかに行われ、当初の時間を延長する形で意見交換が行われました。


インドの高校生から花束の贈呈を受ける馳文部科学大臣


懇談後に高校生らと記念撮影する馳文部科学大臣(後列中央)

注1)アジアの35か国・地域(アルファベット順)
  • 東アジア:中華人民共和国、大韓民国、モンゴル国、台湾
  • 東南アジア:ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー連邦共和国、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国
  • 南西アジア:バングラデシュ人民共和国、ブータン王国、インド、モルディブ共和国、ネパール連邦民主共和国、パキスタン・イスラム共和国、スリランカ民主社会主義共和国、東ティモール民主共和国
  • 島しょ国:フィジー共和国、マーシャル諸島共和国、ミクロネシア連邦、パラオ共和国、パプアニューギニア独立国、サモア独立国、ソロモン諸島、トンガ王国
  • 中央アジア:カザフスタン共和国、キルギス共和国、タジキスタン共和国、トルクメニスタン、ウズベキスタン共和国
注2)さくらサイエンス・ハイスクールプログラム
さくらサイエンスプランには、一般公募事業とさくらサイエンス・ハイスクールプログラムの2つのプログラムがあります。
  • 1)一般公募事業では、日本の大学などの受け入れ機関がアジアの送り出し機関から青少年を招へいし、公募で採択された交流計画を実施します。
  • 2)さくらサイエンス・ハイスクールプログラムでは、JSTがアジアの優秀な高校生を招へいし、日本の最先端の科学技術を体験し、日本の高校生と交流します。
なお、平成28年度のさくらサイエンス・ハイスクールプログラムでは、インドを含む35か国・地域から総勢900名の優秀な高校生が来日予定となっています。