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「フューチャーリーダーとノーベル賞受賞者との対話」開催報告
2015年10月3日 国立京都国際会館

2015年10月3日、国立京都国際会館において、「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」第12回年次総会のプレイベントとして、JST主催による「フューチャーリーダーとノーベル賞受賞者との対話」が開かれました。34カ国から集まった科学技術の未来を担う73人のフューチャーリーダーたちが、ノーベル賞受賞者野依良治氏による司会の下、活発な議論を行いました。

参加者は、7人のノーベル賞受賞者(天野浩氏(2014年ノーベル物理学賞)、ジェローム・イザック・フリードマン氏(1990年ノーベル物理学賞)、鈴木章氏(2010年ノーベル化学賞)、野依良治氏(2001年ノーベル化学賞)、李遠哲氏(1986年ノーベル化学賞)、リチャード・J・ロバーツ氏(1993年ノーベル医学生理学賞)、トルステン・ニルス・ウィーゼル氏(1981年ノーベル医学生理学賞))と意見交換を行う貴重な機会を得て、科学技術を通じてよりよい社会づくりにどのように貢献できるかを話し合いました。その後、関心のあるテーマに応じてグループをつくり、2115年の世界に向けて、進歩の妨げとなる主要な障壁、それを乗り越えるための提案、具体的なアクションに向けて参加者自身がすべきことを書いたレポートを作成しました。

参加者の中から2人が選ばれ、10月6日、STSフォーラム最終日の本会議で、フューチャーリーダーを代表して、STSフォーラムに参加した感想と自らの思いを語りました。