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ノーベル賞授賞式及び晩餐会に中村理事長が参列
2014年12月10日 スウェーデン・ストックホルム

赤﨑勇名城大学教授、天野浩名古屋大学教授、中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授がノーベル物理学賞を受賞されたことにともない、JST中村道治理事長が、12月10日ストックホルムで開催された2014年ノーベル賞授賞式及び晩餐会に招待されました。

授賞式はストックホルム中心部のコンサートホールで開かれ、受賞者はスウェーデンのカール16世グスタフ国王からメダルと賞状を受け取り、その後、シティーホールに会場を移して、晩餐会が開催されました。

授賞式の翌日には、中村理事長は赤﨑勇教授と面会し、受賞のお祝いを伝えるとともに、ノーベルレクチャーでの講演内容等について意見交換を行いました。また、文部科学省主催の昼食会では、天野浩教授、中村修二教授らと、受賞のお祝いとストックホルムでの労をねぎらい、親交を深めました。

授賞式に先立つ約1週間は「ノーベルウィーク」と呼ばれ、祝賀行事や受賞記念講演など、さまざまな催しが行われます。一般向け公開シンポジウム、ノーベルウィークダイアログの今年のテーマは「The Age to Come」で、将来迎える高齢社会の問題等に関して、ノーベル賞受賞者を含む著名な研究者や有識者による講演と、一般の聴講者との活発な議論がみられました。現地では授賞式・晩餐会の様子がテレビ中継され、また、晩餐会には国内の大学生がボランティアとして参加するなど、同国におけるノーベル賞への関心の高さを感じました。