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第4回ファンディング機関長会合(FAPM : the Funding Agency Presidents' Meeting)の開催
2013年10月07日 京都国際会館

JSTとドイツ研究振興協会(DFG)は、2010年より、世界のファンディング機関(FA)の代表者が一堂に集まり、共通して抱える関心事項や問題を率直に議論して、知見の共有や連携の促進を行う「ファンディング機関長会合(FAPM : the Funding Agency Presidents' Meeting)」を共催しております。今年も、10月7日(月)に京都にて第4回会合を開催しました。

今年は、DFGシュトローシュナイダー会長とJST中村理事長が共同議長を務め、世界25カ国・2国際機関より総勢33名のFAの代表者が、「2020年を見据えた資金配分機関の核心的価値と更なる進歩」というテーマのもと、「FAの更なる役割」、「研究に係る人材育成へのFAの貢献」の二つのトピックについて活発な議論を行いました。

「FAの更なる役割」については、グローバルな課題に対応するための学際的なアプローチや、頭脳循環を真に機能させるための仕組みづくりの重要性が指摘されました。

「研究に係る人材育成へのFAの貢献」については、若手や女性の積極的活用といった観点とともに、国際的な研究交流の機会やトレーニングコースなど、研究者としてのキャリア形成のための環境整備の必要性が議論されました。また、研究環境全体をサポートするために、研究者だけでなく研究支援人材の育成にも取り組むべきとの指摘がなされました。