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日本・ポーランド科学技術セミナーで中村理事長が基調講演
2013年10月16日 政策研究大学院大学 想海樓ホール

中村理事長は、10月16日に政策研究大学院大学で開催された日本・ポーランド科学技術セミナーにおいて"Innovations in Partnership with Poland"を題目とする基調講演を行いました。

この講演の中で、中村理事長はJSTの活動やポーランドとの研究交流実績を紹介した後、ポーランドを含むヴィシェグラード4か国(ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキア)との連携強化に意欲を示しました。また、共同研究プロジェクトの実施以外にも理数教育や科学コミュニケーション分野においてJSTがポーランド側と協力できる可能性を示唆しました。

このセミナーは駐日ポーランド大使館が主催したもので、外務省、政策研究大学院大学等日本側の関係機関が多数参加したほか、ポーランドからは国立研究開発センター関係者や10名を超える研究者が来日し、活発な意見交換の場となりました。

JSTは2011年にワルシャワで「スピントロニクス」分野のワークショップをポーランドと共催したほか、今年7月にはスロバキアで「先端材料」分野のワークショップを国際ヴィシェグラードファンド(IVF: International Visegrad Fund)等と共催し、ヴィシェグラード4か国の研究者と日本の研究者がネットワーキングを行う場を提供してきました。今回のセミナーをきっかけにポーランドとのさらなる協力の拡大が期待されています。