2011年11月14日、バイオサイエンスデータベースセンター（NBDC）は日本科学未来館 みらいCANホールにてバイオインフォマティクス推進センター事業（BIRD）の最後の成果報告会となる、第8回研究開発成果報告会「知識発見への挑戦～バイオインフォマティクスの飛躍に向けて～」を開催しました。

本報告会では、「創造的な生物・情報知識融合型の研究開発」の平成21年度採択継続研究開発課題（3課題）が終了するにあたり、各課題の代表研究者である黒川顕先生（東京工業大学大学院生命理工学研究科 教授）、榊原康文先生（慶應義塾大学理工学部 教授）、清水謙多郎先生（東京大学大学院農学生命科学研究科 教授）から、それぞれ研究成果の報告が行われました。

また、統括の勝木元也先生（自然科学研究機構基礎生物学研究所 名誉教授）及びNBDC副センター長の高木利久先生（東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授）より、BIRDの10年間を振り返り、今後のバイオインフォマティクス分野における研究開発支援や人材育成の展望などについて、ご講演いただきました。

本報告会には、大学や研究機関、民間企業の研究者など全国から約100名の参加者があり、活発な議論と意見交換が行われました。BIRD事業の成果は、今年度より開始されたライフサイエンスデータベース統合推進事業にも引き継がれます。

詳しい情報は、以下のURLからご覧ください。

• http://www-bird.jst.go.jp/sympo8/