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ERATO 五十嵐デザインインタフェースプロジェクトの研究成果
「AirSketcher」が2011年度グッドデザイン賞を受賞

ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクトの研究成果である「AirSketcher」が、公益財団法人 日本デザイン振興会が主催する「2011年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。

「AirSketcher」は風を直感的にデザインできる扇風機です。これまでの扇風機は部屋に満遍なく風を送るか一カ所に集中するしか風を送ることしかできませんでした。AirSketcherは風を当てたい場所や当てたくない場所を直感的なインタフェースによって風をデザインできます。たとえば、赤ちゃんがいるような場所には風を当てたくない、風は除けて間接的に風を当てたい、レストランでここの席には風はいらない、オフィスで私の席にはもっと風を当てて欲しい、書類があるからここには当てて欲しくない。など、生活の事情や個人の温度感覚の差によって発生していた空調の問題を風を魔法のように操るインタフェースによって解決します。

「AirSketcher」は現在、日本科学未来館で行われている、メディアラボ第9期展覧会「もんもとすむいえ」にて展示を行っています。実際に「AirSketcher」をさわっていただけるデモを行っていますので、ご興味のあるかたは是非お越しください。

「AirSketcher」の詳細

「もんもとすむいえ」の詳細