JSTは、このたび、「超伝導」に関する日－EUの研究者交流を促進するとともに、両国（地域）間の共同研究の可能性を探るワークショップを、2010年8月1日にワシントンのオムニ ショアハム ホテルにて開催しました。

本ワークショップでは、両国（地域）より、講演者として18名が参加（日本側から7名、EU側から11名）し、多数のオブザーバーの参加も得ました。

最初にオーガナイザーの松下照男　九州工業大学教授から、開会挨拶が行われ、その後両国（地域）からの研究者により、鉄化合物系、銅酸化物系、ＭgＢ₂などの超伝導材料に関する様々な切り口での発表が行われました。各講演後には、活発な質疑応答がなされました。

また、ワークショップ終了後はポスターセッションが行われ、意見交換が行われていました。

これにより、今後の日本－EU間の国際共同研究が、さらに促進されることが期待されます。