量子界面制御による半導体量子ドット増感太陽電池の開発
橘 泰宏
ロイヤルメルボルン工科大学 航空宇宙機械製造専攻 准教授
通常型 3年
研究課題概要
半導体量子ドットは、サイズに依存して、光学特性並びにポテンシャルエネルギーレベルが変化する現象を示します。この量子ドットを電荷輸送性を持つ金属酸化物半導体と組み合わせると、光励起された量子ドットから金属酸化物への電荷移動が可能となります。本研究では、この電荷移動の速度並びに収率を制御する因子を解明し、さらに界面量子ナノ構造を制御することによって、高効率太陽電池の開発を行います。