高分子太陽電池の新発電原理の分子論的探求
大北 英生
京都大学 大学院 工学研究科 准教授
大挑戦型 5年
研究課題概要
高効率な有機太陽電池を創出するためには、光吸収による励起子生成から、励起子拡散、電荷分離、電荷輸送、電荷収集にわたるすべての素過程を正確に理解し、マクロ物性をミクロな素過程と結び付けて素子特性を評価する研究開発が不可欠です。本研究提案では、これら一連の素過程をレーザー分光法により解明し、高効率化のための本質を明らかにするとともに、次世代太陽電池の創出のための新発電機構を探究します。