二酸化炭素資源化を目指した植物の物質生産力強化と生産物活用のための基盤技術の創出

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さきがけ

梅澤 泰史 (東京農工大学 農学研究院 准教授)

アブシシン酸シグナル伝達の中枢ネットワークを標的とした次世代型環境ストレス耐性植物の創成

 アブシシン酸(ABA)は主要な植物ホルモンの一つで、植物の環境応答をコントロールしています。これまでの研究で、SnRK2と呼ばれる一群のタンパク質リン酸化酵素がABA応答に必須であること等を明らかにしてきました。本研究では、このSnRK2によるシグナル伝達を人為的に制御して、植物の乾燥耐性や耐塩性を改良すること、および劣悪環境下における植物の二酸化炭素資源化効率の向上につなげていくことを目標とします。

研究室ホームページ: http://www.tuat.ac.jp/~umelab/jp/index.html