堤 伸浩 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授)

高速ジェノタイピングを利用したエネルギー作物のテーラーメード育種技術の開発
飼料用作物として栽培されているソルガムは、バイオエネルギー原料としても高い潜在能力を持っています。バイオエネルギー作物として実用化するためには、旺盛な生育を示すとともに、エタノールに容易に変換可能な成分を多量に含む品種の育成が必要不可欠です。本研究では、最新のゲノム解析の手法を駆使して高速で品種育成するための新たな手法を確立し、エタノール生産が実際に計画されている栽培地域を対象として、それぞれの地域環境ごとに最適化した品種を作出するための技術の開発を行います。
主たる共同研究者
岩田 洋佳 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 准教授)
矢野 健太郎 (明治大学 農学部 准教授)
佐塚 隆志 (名古屋大学 生物機能開発利用研究センター 准教授)
徳永 毅 (株式会社アースノート 代表取締役社長)