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富澤 一仁(とみざわ かずひと)
熊本大学 大学院生命科学研究部 教授
[最先端・次世代研究開発支援プログラム採択により、さきがけ研究修了(H23.3.31)]
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iPS細胞を臨床応用するためには、iPS細胞の安全性が十分保証されている必要性があり、ウイルスベクターを使用しない安全なiPS細胞作製技術が望まれています。本研究では、遺伝子を導入するのではなく、遺伝子産物である蛋白質を直接細胞に導入することによりiPS細胞を作製する技術開発を行います。蛋白質を導入した場合、染色体への影響が無く、また速やかに分解されるため長期間細胞に影響を及ぼしません。本研究を通して安全なiPS細胞作成技術を開発し、iPS細胞の臨床応用に繋げたいと考えています。
ホームページURL:http://kumamoto-physiology.jp