寺澤 洋子 テラサワ ヒロコ
生命のうごきが聞こえる:生命動態情報の可聴化による「生き様」の理解
筑波大学図書館情報メディア系 助教
研究課題概要
人間の聴覚は、視覚に比べて、時間変動に鋭敏で多数の情報を並列に理解できます。分子生物学や脳神経科学などの生命科学領域では、生きたままの生体の様子を捉える技術がめざましく発展していますが、視覚での観察が主流です。そこで本研究では、認知心理学や音楽理論の知見を活用し、生命の「うごき」を音に変換します。生命の躍動、つまり「生き様」を聴覚からとらえる技術を確立し、観察・分析タスクの質的な転換を目指します。
さきがけヒューマン図鑑(研究者の人となりをご紹介します。)
1.生命動態情報の可聴化による「生き様」の理解
〜音色でいのちの情報を奏でる♪〜
2.「音と音楽が好き」の謎解き (←拡大版はこちら)
〜音響から音楽へ。世界の天才たちとの出会い〜3.人文・芸術と工学の融合で心豊かな生活へ (←拡大版はこちら)
〜物理×心理×行動×コミュニティと文化〜