木戸秋 悟 (きどあき さとる)
九州大学 先導物質化学研究所 教授
http://www.cm.kyushu-u.ac.jp/mbbmc_imce_new/
【研究課題概要】
細胞は、それらが接着した材料表面上の硬い領域に向かって移動するメカノタクシスと呼ばれる走行性を示します。本研究では、細胞を培養する際の人工材料の表面に、硬い領域や軟らかい領域の分布を精密設計することで、細胞の運動方向や、細胞が定住する領域をコントロールする最適化技術を開発します。材料の微視的力学場の設計によるメカノタクシスの自在な制御に基づいて、細胞機能の新しいベクトル操作材料の構築を目指します。