| 課 題 名 | 「二次電池用電極基板の製造技術」 |
| 研 究 者 | 工業技術院大阪工業技術研究所
エネルギー・環境材料部長 石川 博 同研究所 エネルギー・環境材料部 室長 上原 斎 |
| 所 有 者 | 通商産業省工業技術院長、日本重化学工業株式会社 |
| 委託企業 | 日本重化学工業株式会社 |
| 開 発 費 | 667,275,732円 |
| 開発期間 | 平成6年3月〜平成10年3月 |
| 評 価 | ニッケル、酸化ニッケルの微粒子を水溶性フェノール樹脂等によってスラリーとし、発泡ウレタン樹脂に塗布により含浸させ、乾燥後、水素雰囲気で還元焼結してニッケル多孔体の二次電池用電極基板（電極活物質保持体）を製造する技術を開発した。
本新技術による電極基板は、微細な多孔質構造を持つことから、水酸化ニッケル、水素吸蔵合金、カドミウム等の電極活物質との接触面積が増加し、急充放電特性等の電池性能の向上が達成された。このため、携帯電話等の携帯電子機器、さらには電気自動車等の大容量二次電池にも広く利用が期待される。また、本電極基板の製造時における単位重量ばらつき、機械的強度は目標を達成した。 |
| 評 価 者 | 新技術審議会会長 末松安晴
新技術審議会新技術開発部会長 笛木和雄 新技術審議会委員 舘野之男、徳久芳郎、富山朔太郎、中島泰夫、廣部雅昭、増本健 |
| 評 価 日 | 平成10年11月24日 |
| 本件に関する問い合わせ先 東京都千代田区四番町5-3
科学技術振興事業団 Fax 03-5214-8399 開発業務部 管理課 増渕忍 Tel 03-5214-8996 |
This page updated on December 16, 1998
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