課 題 名	「鍛造によるスパイラルベベルギアの製造技術」
研 究 者	岡山大学　工学部　教授　吉田　彰
所 有 者	岡山大学　工学部　教授　吉田　彰 ゼノー・テック株式会社 科学技術振興事業団
委託企業	ゼノー・テック株式会社
開 発 費	１２０，０００千 円
開発期間	平成１３年３月～平成１４年１２月
評 価	本新技術は、高精度、高品質のスパイラルベベルギアを鍛造法により製造する技術である。 　本開発では、ＮＣデータによる精度の高い放電加工用電極の作製、金型材質として靱性に優れた粉末ハイス鋼の選択により、歯面精度が高く、寿命の長い金型を製作した。歯車の製造では閉塞鍛造の採用、連続鍛造時の歯車高さの寸法変化は金型位置の微調整により押さえた。これらにより、高品質のスパイラルベベルギアを生産性良く低コストで製造することを可能とした。 　本新技術により、刈り払い機等の農業機械および電動工具等の部品として広く使用されることが期待できる。
評 価 者	新技術審議会会長 　　阿部　博之 新技術審議会新技術開発部会長 新技術審議会委員 　　高橋　清、石谷　炯、木村茂行、中川威雄、西川寿子、八嶋建明、増田善昭、吉村　進、小村　武
評 価 日	平成１５年３月７日