科学技術振興事業団報 第299号
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話(048)226-5606(総務部広報室)
URL http://www.jst.go.jp/

戦略的創造研究推進事業 平成15年度継続研究課題の決定について

 科学技術振興事業団は、戦略的創造研究推進事業等において平成15年度に終了する課題の中から、成果の発展が見込まれるものについて、評価選考を実施していたが、この度継続して実施すべき課題として19課題(別紙)を決定した。研究終了の半年前に決定することにより、切れ目なく課題を実施することが可能となる。

 科学技術振興事業団では、成果の発展が見込まれる課題については、当初の研究期間を延長し、研究を継続することとしているが、従来、募集、選考の時期は従前事業における研究期間終了後または寸前となっていたため、研究期間にブランクが空いたり、研究の主力となっていたポスドク等が別の研究チームに移る等による研究活力低下が課題となっていた。
 一方、平成14年9月19日の総合科学技術会議においてまとめられた「競争的研究資金制度改革について中間まとめ(意見)」の中で、「継続のための評価の仕組み」として「優れた成果が期待され、かつ発展の見込まれる研究開発課題については、当初の研究開発期間を越えて切れ目なく継続が可能となるように、研究開発期間の終了前に、引き続き新たな研究開発期間を設定するための評価を行う」ことが求められた。
 科学技術振興事業団では、この中間まとめを受け、平成15年度10月以降に順次終了する課題については、研究期間終了の半年前に継続する課題を決定することとした。これにより研究を切れ目なく継続することが可能となる。
 本件に関して科学技術振興事業団の基礎的研究推進事業を対象に平成14年12月3日より12月20日まで募集をおこなったところ、123件の応募があった。これらについて中間評価結果等もふまえ、新技術審議会基礎研究部会において書類選考、面接選考等を実施した結果、この度継続して実施すべき課題として19課題(別紙)を決定した。
 継続課題については、10月以降、既存研究事業の研究期間終了後順次引き続いて研究を実施することとなる。

(参考)戦略的創造研究推進事業継続研究について
(別紙)平成15年度 戦略的創造研究推進事業継続研究課題 研究代表者及び研究課題一覧

********************************************************
本件問い合わせ先:
甲田 彰(こうだ あきら)あるいは高木 千尋(たかぎ ちひろ)
科学技術振興事業団 研究推進部
 〒332-0012 川口市本町4-1-8
 TEL:048‐226‐5636 FAX:048‐226‐1216
********************************************************


This page updated on March 18, 2003

Copyright©2003 Japan Science and Technology Corporation.