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科学技術振興事業団(理事長 中村守孝)では、この度、「戦略的基礎研究推進事業」における平成9年度採択研究代表者および研究課題を決定した。
この事業は「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術を切り開くとともに、新しい産業の創出につながる知的資産の形成を図るため、科学技術振興事業団と大学や国立試験研究機関などが共同研究契約または委託研究契約を締結し、基礎研究を推進するものである。
科学技術振興事業団では、国(科学技術庁)が科学技術政策に基づいて決定した戦略目標「大きな可能性を秘めた未知領域への挑戦」、「脳機能の解明」、「環境にやさしい社会の実現」の下に、「生命活動のプログラム」、「生体防御のメカニズム」、「量子効果等の物理現象」、「単一分子・原子レベルの反応制御」、「極限環境状態における現象」、「脳を知る」(新規)、「脳を守る」(新規)、「脳を創る」(新規)、「環境低負荷型の社会システム」、「地球変動のメカニズム」(新規)の10の研究領域を設定し、平成9年2月13日から平成9年4月15日の間、大学や国立試験研究機関などの公的研究機関に所属する研究者から、当該研究領域ごとに研究提案を募集した。その結果、最終的に全体で974件の応募があった。
募集締切後、研究統括および選考アドバイザー(参考1)が主体となって、書類審査および面接審査を実施し、最終的に60件の研究代表者および研究課題を採択した。
なお、採択された研究代表者の平均年齢は48.7才(応募時点)であり、所属機関ごとの件数は(別紙1)のとおりである。また研究課題の概要は(別紙2)のとおりである。
今後、所定の事務手続きを行った後、研究を開始する予定である。
※詳細情報についてご希望の方は、当事業団総務部広報担当までお申し込みください。
TEL:048-226-5606 FAX:048-226-5646
・「戦略的基礎研究推進事業」平成9年度採択研究代表者および研究課題一覧
This page updated on March 26, 1999
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