・補足資料

(※1)ノード流・・・発生初期の胚はライヘルト膜という膜に包まれており、胚とライヘルト膜の隙間は液体で満たされている。ノードとは胚の中央表面にできる浅い窪みで、やはり液体で満たされている。繊毛(細胞の上に生える微小な毛)はその液体を掻き回して左向きの水流を作り出す。これがノード流である。

(※2)Nodal, Lefty・・・左右非対称に胚の左側で発現し、胚の左側を決定する分泌因子。

図1. 8.0日胚の構造
図2. 流れの向きによる左右逆転


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