科学技術振興事業団報 第162号

平成13年6月20日
埼玉県川口市本町4−1−8
科学技術振興事業団
電話(048)-226-5606(総務部広報室)

「独創的研究成果共同育成事業」の採択課題を決定

 科学技術振興事業団(理事長 川崎雅弘)は、「独創的研究成果共同育成事業」の採択課題59件(別表)を選定いたしました。
 この事業は、大学や国公立研究所などで生まれた研究成果に基づき、研究開発型の中堅・中小企業が持っている新しい産業を生み出す可能性のある新技術コンセプト(技術的な概念や製品構想)を、事業団、企業、大学・国公立研究機関等(研究者)が共同して、試作品として具体的な形とすることや実用化に向けて必要な可能性試験・実証試験等を実施すること(モデル化)により、育成していくものです。モデル化により企業化開発に移行するために必要なデータを取得し、その後の新技術の開発を促進し、新産業の創出に資するものです。
 今回は特許に基づくもの(従来のBタイプ(注目発明型)に相当するもの)のみについて募集を実施しました。合計で297件の応募があり、独創的研究成果共同育成事業調査評価委員会(委員長 川田裕郎 元・工業技術院長)において、課題の新規性、新産業創出の効果、モデル化の目標・方法などの観点から審査(事前評価)し、課題の選考を進めてきました。今後、契約などの条件が整い次第、実施に着手する予定です。

平成13年度 独創的研究成果共同育成事業 採択課題一覧(59件)

平成13年度採択課題例

独創的研究成果共同育成事業(参考)

(注)本発表についてのお問い合わせは、技術展開部(電話03-5214-8475)の細江または吉本までご連絡下さい。


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