科学技術振興事業団報 第161号

　科学技術振興事業団（理事長 川崎雅弘）は、委託開発事業（新規企業対象）の委託開発課題及び開発実施企業を別紙１の要領で募集します。
　委託開発事業は、大学や国公立研究機関等で生まれた優れた研究成果（新技術）をもとにして企業等に開発費を支出し、研究成果の実用化（製品化）を委託する事業です。開発が成功の場合、事業団が支出した開発費（以下、「開発費」という。）を無利子で返済いただきますが、不成功の場合には開発費の返済は不要（開発のリスク負担）というものです。　この度の募集は、設立後５年以内の技術開発型の新規企業を対象としており、開発成功の場合、開発費全額を売り上げに応じて返済（無利子）することが可能となっております。また、返済にあたっての担保設定については、不動産、有価証券又は銀行等による連帯保証が一般的ですが、開発に係る工業所有権等を充てることも可能です。
　応募は、新技術の所有者（大学、国公立研究機関、独立行政法人研究機関、特殊法人、財団、技術移転機関等の機関又は当該機関に所属する個人）と開発実施企業の連名でしていただきます。応募いただいた中から、新技術審議会の審査等を経て新技術開発課題及び委託企業を選定します。
　なお、次の日程で募集説明会を開催する予定です。