科学技術振興事業団報 第120号

平成11年9月22日
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話(048)-226-5606(総務部広報担当)
URL http://www.jst.go.jp

計算科学技術活用型特定研究開発推進事業
平成11年度 研究開発課題の決定について

 科学技術振興事業団(理事長 中村守孝)では、この度、「計算科学技術活用型特定研究開発推進事業」における平成11年度研究開発課題を公募し、9月21日決定しました。
 この事業は、特定分野において、欧米に比して遅れている、ネットワークシステムを利用した研究開発の発展に資するため、高速ネットワーク等の情報基盤を利用するとともに、シミュレーション等の計算科学技術の活用あるいは大容量データ転送・解析を行う研究開発を推進するものです。
 応募条件は、(1)特定分野の研究開発であること、(2)研究開発において道具(ツール)として高速ネットワークを利用すること、(3)計算科学技術の活用あるいは大量データ転送・解析を行う研究開発であることの3点で、平成11年7月31日までに大学、国立試験研究機関、民間企業等の研究機関に所属する研究者から「物質・材料」、「生命・生体」、「環境・安全」、「地球・宇宙観測」の4つの特定分野ごとに課題を募集しました。
 その結果、4分野に対して計139件の応募があり、最終的に4件の研究開発課題を採択しました(別紙1参照)。これは、事業団に設置した「計算科学技術委員会」(別紙2)において、別紙3の選考基準により書類選考および面接選考(事前評価)を実施し、事業団が決定したものです。
 なお、特定分野別及び所属機関別の課題件数を別紙4に示します。
 今後、所定の事務手続きを行った後、研究開発を開始する予定です。

 今回採択された研究開発課題の内容は、科学技術振興事業団の計算科学技術活用型特定研究開発推進事業のホームページ(http://www.jst.go.jp/cst/)にも掲載します。

(注)本発表についてのお問い合わせ先
科学技術振興事業団 研究基盤情報部 研究基盤情報課 服部
TEL 03-5214-8422
FAX 03-5412-8470

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