(別紙1)

平成11年度研究情報データベース化支援事業
支援課題一覧


支援課題名 傾斜機能材料データベースの構築
支援機関名 科学技術庁航空宇宙技術研究所
概要 傾斜機能材料は、使用環境に応じて必要な機能を得るため材料組成を傾斜分布させて特性を制御する機能材料である。日本で提唱されたこの材料は今世界で研究が進められており、日本はそのリーダーとなっている。1986〜1997年の科学技術庁プロジェクトで集めたこのデータを整理・標準化して、国際的に有用な資産とするため、インターネットにおけるデータベースとして整備する。


支援課題名 HIV感染症統合データベースの構築
支援機関名 厚生省国立感染症研究所
概要 本データベースは、第一に研究者のみでなく、ワクチン開発を含めたHIV感染症に対する関心のある人が自由にアクセスでき、最新のHIV感染の状況と、HIV感染を制御するためのワクチン開発等の動向について情報を提供できる。さらに今までにはなかった臨床医療データ管理システムと遺伝子配列解析システムを統合させることによりHIVの免疫学的解析や候補ワクチンの設計・選定にも役立たせるものとする。


支援課題名 物性データとリンクした化学事故データベースの構築
支援機関名 通商産業省工業技術院資源環境技術総合研究所
概要 ファインケミストリーなど化学産業の高度化などに伴って、化学品による災害は増加傾向にある。化学災害は施設などの破壊だけでなく、有害物の放出による環境汚染や市民への悪影響も懸念される。一方、化学災害は事故の起因物が様々な性質を持つ化学品で、取扱い条件も一様ではない。そこで、事故例とエネルギー危険性の測定データを組み合わせてデータベース化する。

This page updated on September 22, 1999

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