科学技術振興事業団報 第102号


平成11年3月17日
埼玉県川口市本町4-1-8
科学技術振興事業団
電話(048)-226-5606(総務部広報担当)

「戦略的基礎研究推進事業」における
平成11年度研究提案募集の開始

 科学技術振興事業団(理事長 中村守孝)は、「戦略的基礎研究推進事業」において、平成11年度の研究提案募集を別紙1に示す要領にて、平成11年3月17日(水)から5月18日(火)まで行う。

 今回の募集では、戦略目標「分子レベルの新機能発現を通じた技術革新」、「脳機能の解明」、「環境にやさしい社会の実現」、「資源循環・エネルギーミニマム型社会システムの構築」の下に設けられた、「電子・光子等の機能制御」、「分子複合系の構築と機能」、「ゲノムの構造と機能」、「脳を知る」、「脳を守る」、「脳を創る」、「地球変動のメカニズム」、「内分泌かく乱物質」、「資源循環・エネルギーミニマム型システム技術」の9領域で行う(別紙2)。研究提案おいては、一研究テーマ当たりで必要となる研究の規模により、研究費を大、中、小の3種類のうちから1つを応募者が選択することとした。また、採択に際しては、研究チームの中の共同研究者、サブグループの必要性等について、十分検討を行うこととした。
 募集に際しては、7か所(別紙3)にて募集説明会を開催する予定である。

 戦略的基礎研究推進事業は、「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術につながる知的資産の形成を図るため、国立試験研究機関や大学などに所属する研究者が、その研究機関の研究ポテンシャルを活用しつつ、基礎研究を推進するものである。そのため、国が定めた戦略目標のもとに事業団が研究領域を定め、当該研究領域について広く研究提案の募集を行う。募集締切後、書類審査、面接審査により研究代表者および研究課題を選定する。選定後、契約などの条件が整い次第、研究を開始する予定である。

(1)戦略目標「分子レベルの新機能発現を通じた技術革新」の下の研究領域
(2)戦略目標「脳機能の解明」の下の研究領域
(3)戦略目標「環境にやさしい社会の実現」の下の研究領域
(4)戦略目標「資源循環・エネルギーミニマム型社会システムの構築」
戦略的基礎研究推進制度における戦略目標について(抜粋)

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 科学技術振興事業団 基礎研究推進部 石田、森本まで
 (TEL 048-226-5635、FAX 048-226-1164)


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