「戦略的基礎研究推進事業」平成8年度研究代表者および研究課題の決定について

　科学技術振興事業団(理事長　中村守孝)では、この度、「戦略的基礎研究推進事業」における平成8年度採択研究代表者および研究課題45件を決定した。
　この事業は「科学技術創造立国」を目指し、明日の科学技術につながる知的資産の形成を図るため、科学技術振興事業団と大学や国立試験研究機関などが共同研究契約または委託研究契約を締結し、基礎研究を推進するものである。
　科学技術振興事業団では、国が設定した戦略目標「未知への挑戦」、「環境にやさしい社会の実現」に基づき「生命現象」、「極微細領域の現象」、「極限環境状態における現象」、「環境低負荷型の社会システム」の4研究領域を設定し、平成8年5月30日から平成8年6月28日の間、大学や国立試験研究機関などの公的研究機関に所属する研究者から、当該研究領域ごとに研究提案を募集した。その結果、応募は全体で最終的に1,131件であった。
　募集締切後、研究統括および選考アドバイザーが主体となって、書類審査および面接審査を実施し、最終的に45件の研究代表者および研究課題を採択した。
　なお、採択された研究代表者の平均年齢は48.8才(応募時点)であり、所属機関ごとの件数は(「戦略的基礎研究推進事業」平成8年度 採択研究代表者所属機関ごとの件数)のとおりであり、また研究課題の概要は(「戦略的基礎研究推進事業」平成8年度採択研究課題の概要)のとおりである。
　今後、所定の事務手続きを行った後、研究を開始する予定である。

・研究代表者および研究課題

・研究代表者所属機関ごとの件数

・課題の概要

・（参考）戦略的基礎研究推進事業の概要

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