JST 広聴活動 2010 科学技術と社会との対話

科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会について

内閣府 総合科学技術会議は、平成22年6月に3,000万円以上の公的研究資金を獲得した研究者に国民との科学・技術対話(アウトリーチ活動)を義務づける決定を行うなど、研究者のアウトリーチ活動が必要であるとして、義務化、支援を行う動きが高まっています。

一方で、誰が主体となってどの様な活動を行っていくのか、具体的に求められる活動内容が明確でないまま“義務”の言葉だけが先行し、研究者にとってアウトリーチ活動にどのように向き合うべきか分からないといった不安にも繋がっています。

そこで、研究者の社会に向けてのアウトリーチ活動の意義を明確にし、その上で、アウトリーチ活動が簡単ではない現状の分析を行い、これからの持続可能なアウトリーチ活動に資する方針や具体例などをとりまとめるため、大学、産業界、行政機関等の有識者で構成する「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」(事務局JST)を開催し、検討を行うこととしました。

本検討会は、「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)」に関する問題意識を、行政・科学技術コミュニティ・市民・産業界が共有し、望ましい方向を模索し、これらの成果を政策等のあり方などに反映させることを目標としています。

座長 小出 五郎
 (科学ジャーナリスト 日本科学技術ジャーナリスト会議理事・前会長 元NHK解説委員)

広聴活動実績

平成22年09月17日(金) 第1回「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」
平成22年10月27日(水) 第2回「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」
  • ・研究者と社会との対話の障害とは。その克服に不可欠な基本視点と施策は。
  • ・研究者と対話の現場の間に立つ「つなぎ役」の資質、「つなぎ役」像はどのようなものか。「つなぎ役」が機能するための条件は。
  • PDF 第二回検討会ディスカッション概要 (PDF:23.3KB)
平成22年11月22日(月) 第3回「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」
平成22年12月21日(火) 第4回「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」
平成23年01月27日(木) 第5回「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」
平成23年02月25日(金) 第6回 「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」

検討会 報告書

広聴活動とは

JSTは、科学技術活動の現場と政策の中間に存在するという特色があり、その立場を生かした政策提言などを行う必要があると考えております。そのための活動として科学技術の様々な問題に関する現場や社会からの広聴を行うことを計画しています。

お問い合わせ

「科学技術と社会との対話(研究者のアウトリーチ)に関する検討会」事務局
独立行政法人科学技術振興機構(JST) 広報ポータル部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
E-mail : jstpr(AT)jst.go.jp

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