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参考

研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)
「開発成果の活用・普及促進」について

1.本プログラムの概要

本プログラムは、日本の将来の創造的・独創的な研究開発活動を支える基盤の強化を図るために、革新的な先端計測分析技術の要素技術や機器およびその周辺システムの開発および普及を目的とするものです。

2.「開発成果の活用・普及促進」について

「開発成果の活用・普及促進」は、本プログラムで開発された試作機が社会において広く活用・普及され、デファクトスタンダードなどの獲得、実用化の前倒しを促進するものです。

3.公募内容

期間 平成25年度より、最長で平成27年度末まで
内容 ・試作機の広範なユーザーへの開放
・試作機の複製、高度化、ソフトウェアを含むシステム化
採択予定数 数課題程度
開発費 年間2,000万円以内、間接経費を除く

4.選考の観点

  1. (1)試作機が新規性・独創性を有しており、研究者などの利用ニーズに応えるとともに、申請段階で研究者などに供するに足る性能を有しているものであること
  2. (2)さまざまな分野の研究者による利用など、効果的な試作機の開放が期待されること
  3. (3)試作機の操作や利用相談に携わる研究員・技術員などのキャリアアップ(人材育成)に関する取り組みが考慮されているなど、試作機の開放が円滑に行われる仕組み・支援体制が計画されていること
  4. (4)ユーザーの評価に基づき、性能やユーザビリティの向上など、効果的な試作機の高度化、標準化、ソフトウェアを含むシステム化が期待されること
  5. (5)試作機の有用性などに関する効果的な情報発信が期待されること
  6. (6)国内外への波及効果が期待されること
  7. (7)知的財産権の管理体制が明確になっており、取得やライセンスの方針が適切であること