JST(理事長 中村 道治)は、国際協力機構(JICA)、産業技術総合研究所(AIST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)(予定)、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、日本経済団体連合会(経団連)と共同で、平成24年9月3日(月)と4日(火)に大手町サンケイプラザ(東京・大手町)においてシンポジウム『バイオマス燃料の事業化に向けた国際戦略』を開催します。
東日本大震災・原発事故を受け、日本はもとより世界各国において、あらためてエネルギー資源の確保や、地球温暖化対策などの選択肢の議論が活発に行われています。再生可能エネルギーの1つであるバイオマス・エネルギーの開発・利用の拡大、促進もその選択肢の1つとなっています。
JSTとJICAが連携して実施している「地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)」などでも、バイオマス資源について大きなポテンシャルを持つ開発途上国におけるバイオマス燃料の生産、利用を重要な課題と考え、多くの国と国際共同研究プロジェクトを推進しています。これらの研究成果の実用化のためには、研究機関のみならず、政府、産業界などの幅広い連携が求められています。
本シンポジウムでは、バイオマス燃料の事業化に向けた国際戦略に関わるステークホルダーおよびプレーヤーである企業関係者、政策担当者、研究者と、バイオマス・エネルギーについての豊かな知見を持つ関係者を対象に、バイオマス燃料の事業化に資する国際的取り組みを広く知っていただくとともに、バイオマス燃料の事業化に向けた国際戦略について意見交換、合意形成を図るための議論を深めたいと考えています。
詳細については、下記ホームページを参照してください。
シンポジウムホームページURL:http://www.taiyo-keizai.com/biofuels2012/