JST(理事長 北澤 宏一)は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として、全国の高校生が学校対抗で科学の知識・技能を競う「科学の甲子園全国大会」を創設しました。第1回目の全国大会は、平成24年3月24日(土)から3月26日(月)の日程で兵庫県にて開催します。
本大会は、各都道府県予選などで選出された代表校が出場し、理科・数学・情報における複数種目の競技を行い、出場したチームごとに総合点を競います。本大会は、文部科学省と社団法人全国高等学校文化連盟自然科学専門部(予定)、さらに、連携自治体として兵庫県教育委員会の協力を得て開催します。
グローバル社会において、主体的かつ創造的に問題を解決するスキルを持つ人材の育成が、企業などを始めとして社会の要請になりつつある中、国際学力調査などを通じた日本の生徒の「理科離れ」や、科学好きの生徒が切磋琢磨し評価される場の不足も指摘されています。こうした環境の中、全国の科学好きな生徒が集い、才能を発揮し、活躍できる場を提供するために「科学の甲子園全国大会」は創設されました。
本大会は、政府方針「新成長戦略工程表」(平成22年6月閣議決定)において平成23年度からの創設が計画されていたものです。
JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成を推進しています。今回創設する「科学の甲子園全国大会」を始めとする事業の実施を通じて、科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供していきます。
大会の概要や出場校の選考などの詳細は、別紙、または下記ホームページを参照してください。
日程 | 平成24年3月24日(土)~3月26日(月) |
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場所 | 兵庫県立総合体育館(兵庫県西宮市鳴尾浜1丁目16-8) |
ホームページURL | http://rikai.jst.go.jp/koushien/ |