独立行政法人科学技術振興機構(JST;理事長 沖村憲樹)は、国際科学技術コンテスト支援事業について、平成16年4月26日(月)~5月25日(火)に公募を行ったところ、7件(うち2件は同一コンテストについて)の応募がありました。当機構では、「国際科学技術コンテスト支援事業推進委員会」(委員長 金澤一郎国立精神・神経センター総長)の選考結果を踏まえ、本事業で支援対象とする国際科学技術コンテストを別紙の通り4件決定いたしました。
本事業は、平成16年度より新たに開始したものであり、理数系教科に秀でた生徒の知的好奇心・探究心に応じた学習機会を提供し、将来国際的に通用する研究者・技術者の養成に資するとともに、身近な生徒の国際コンテストへの参加を通じて、学校、地域における理科・数学をはじめとした科学技術学習の充実に向けた社会的雰囲気の醸成を図ることを目的としております。
本事業において支援対象に決定したコンテストについては、児童生徒の国際科学技術コンテストへの参加に係る旅費、宿泊費、参加費や展示物、パネルの作成等の経費を支援し、理数系分野に優れた才能を有する児童生徒の国際大会への参加を促進するとともに、国際科学技術コンテストに参加する児童生徒に対する国内での研修等の学習の実施に係る経費を支援し、児童生徒の理数系分野の才能のより一層の伸長を図ります。今後国際科学技術コンテストの実施機関との調整が整い次第、支援を実施する予定です。 |