1.事業の趣旨
本事業は、
- 中学校、高等学校、中等教育学校の科学部活動を振興することによって、理科や数学を得意とする生徒がその資質などを十分に発揮し、他の生徒と切磋琢磨する機会を設ける
- 科学部の活動支援に各種学協会や大学・研究機関などが参画し、科学部に所属する生徒・教員と優れた研究者がネットワークを構築することにより、理数系に優れた資質や能力を有する生徒を見いだす機会を設ける
ことを目的として、中学校、高等学校、中等教育学校が行う活動に関する提案を募集、支援します。
2.対象機関
科学部※1を設置している中学校、高等学校、中等教育学校※2、3、4
※1: 本事業の支援対象となる「科学部」とは、科学・技術、理科、数学または情報に関する活動を行っているクラブ、同好会などです。
※2: 教育委員会などの管理機関からの申請も可能です。
※3: スーパーサイエンスハイスクール(文部科学省指定)の学校は支援対象外です。
※4: 複数の中学校・高等学校・中等教育学校が連携した活動も支援対象となります。
3.対象となる提案(活動)
国公私立の中学校、高等学校、中等教育学校の科学部が行う活動に関する提案を支援対象とします。ただし、大学、科学館など※1と連携して行う活動を、本事業の支援期間中に行う提案であることを必須とします。
※1: 連携機関には、大学、科学館・科学系博物館、公的研究機関、高等専門学校、企業、学協会(ただし、法人格を有すること)、公益法人、NPO法人などが含まれます。
4.支援内容
(1) 1年あたりの支援金額(上限額)
- 中学校を対象とした科学部活動の場合:30万円(税込み)
- 高等学校を対象とした科学部活動の場合:50万円(税込み)
(2) 支援対象期間
原則として3年間
(3) 支援対象者
中学校、高等学校、中等教育学校の生徒
(4) 支援経費
謝金、旅費、役務費、備品費、物品購入費など
5.提案の選考方法
応募された提案は、外部の有識者などから構成される委員会の審査に基づいて、JSTが選定します。
6.審査にあたっての評価項目
- 支援を受ける背景や経緯、ねらいが明確であること
- 生徒がその資質などを十分に発揮するよう、研究成果発表会など、他校の生徒と切磋琢磨する研鑽の機会や交流の場が適切に計画されていること
- 大学・科学館などと連携することが予定・計画されており、科学部に所属する生徒や教員と有識者・専門家がネットワークを構築することが期待されること
- ねらいを達成するためのプロセスが適切かつ実現性のある内容となっていること
- 支援終了後の計画が適切に設定されており、継続的な取り組みが期待されること
7.その他の詳細について
その他事業の詳細などについては、下記ホームページをご覧ください。