メキシコのフェリペ・カルデロン大統領の来日に際し、JST(理事長 北澤 宏一)は、平成22年2月1日(月)にメキシコ国家科学技術審議会(CONACYT、長官 ファン・カルロス・ロメロ・ヒックス)注)との間で、「戦略的国際科学技術協力推進事業」により研究交流を実施することを目的とした覚書を締結します。
この事業は、ワークショップ開催などを含む研究交流課題を支援することにより、日本-メキシコ間の国際的な研究交流を推進することを目的としています。この覚書のもと、JSTとCONACYTは「ライフサイエンス」分野に対して支援を実施することに合意します。本事業による支援は、研究交流課題の実施における研究者の派遣・招へいなどに対して行われます。
JSTでは、平成15年度から「戦略的国際科学技術協力推進事業」として、政府間合意などに基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力対象国・分野における日本と他国の研究者との間の活発な研究交流を推進しています。これにより、日本の科学技術のさらなる発展に貢献しており、すでにアメリカをはじめ、アジア、大洋州、アフリカ、ヨーロッパにおける21ヵ国・地域との研究交流を支援しています。
事業の詳細については、下記の事業ホームページをご覧ください。
戦略的国際科学技術協力推進事業ホームページURL: https://www.jst.go.jp/inter/index.html
- 注) メキシコ国家科学技術審議会(CONACYT)
- CONACYTは1970年にメキシコ議会により設立され、メキシコにおける科学技術政策の推進を担っています。特に情報技術、バイオテクノロジー、先端材料、都市計画に関する研究へ支援を行うことにより、メキシコ国内の生活水準および社会福祉水準の向上を目的としています。
- ホームページURL: http://www.conacyt.mx/eng/home.html
<お問い合わせ先>
独立行政法人 科学技術振興機構 国際科学技術部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:金子 恵美(カネコ エミ)、宇佐見 健(ウサミ タケシ)、岸田 絵里子(キシダ エリコ)
Tel:03-5214-7375 Fax:03-5214-7379