研究交流課題 | 日本側 研究代表者 |
所属・役職 | 研究交流課題概要 | |
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イスラエル側 研究代表者 |
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1 | センダイビールスベクターを用いたヒト多能性幹細胞から血管血液細胞の大量生産 | 西川 伸一 | 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター グループディレクター |
本研究交流は、血液・血管細胞の大量生産のための新しい技術の開発を目的とする。 具体的には、日本側独自の技術であるセンダイビールスペクターと、イスラエル側が最も得意とするヒト多能性幹細胞の大量培養技術を、両国の共同研究を通じて組み合わせることで研究を遂行する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、ヒト多能性幹細胞からの分化細胞の大量生産を成し遂げ、再生医療を実現に大きく近づけることが期待される。 |
イツコビッツ-エルダー・ジョーセフ | ランバン医学センター 産科婦人科 教授 |
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2 | 神経伝達を司るトランスポーターの構造生物学的展開 | 森山 芳則 | 岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 教授 |
本研究交流は、ヒト・神経伝達物質トランスポーターの構造と機能解明のプラットホーム構築を目的とする。 具体的には、日本側は機能解析による生化学分野を担当し、イスラエル側は結晶構造解析による構造生物学分野を担当する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、日本・イスラエル間の科学的価値の向上や、基礎生命科学や創薬研究といった多くの分野への波及効果が期待される。 |
ネルソン・ナターン | テルアビブ大学 ダニエル・リッチ研究所 教授 |
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3 | ES細胞の多能性維持に果たす基本転写開始因子と伸長因子の機能解明 | 山口 雄輝 | 東京工業大学 大学院生命理工学研究科 准教授 |
本研究交流は、基本転写装置である転写の開始因子と伸長因子が、配意特異的な転写因子や正負のジェネティックマークと共に働き、分化特異的遺伝子の待機状態の確立・維持に寄与するという仮説の検証と、待機状態の確立・維持に関わる転写プログラムの詳細を明らかにすることを目的とする。 具体的には、DISFやNELFの同定・解析をはじめとする転写伸長研究で強みを持つ日本側と、TAF4bと転写開始の機構について第一線の研究を行ってきたイスラエル側とが、各実験に必要な技術や器具に応じて本共同研究を分担する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、ES細胞を支配する転写ネットワークに関する理解を深め、ES細胞の医療応用に貢献できることが期待される。 |
ディクステイン・リブカ | ワイズマン科学研究所 生化学講座 准教授 |
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4 | 神経系におけるRAN結合タンパク質による時空間的制御 | 米田 悦啓 | 大阪大学 大学院生命機能研究科 教授 |
本研究交流は、神経軸索におけるRanGTPaseシステムが神経細胞内分子流通に果たす役割と生理的意義を明らかにすることを目的とする。 具体的には、ノックアウトマウスの作成を両者で協力して行い、日本側では生化学的解析や幹細胞を用いた研究を行い、イスラエル側は神経系での解析を行う。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、さまざまな神経疾患の治療に向けた臨床応用へとつながる成果が得られ、人々の健康維持と生産性の向上に役立つこと、および日本・イスラエル双方にとって社会的および経済的貢献を果たすことが期待できる。 |
ファインジルバー・マイケル | ワイズマン科学研究所 生化学講座 准教授 |