計画の達成度 |
:ほぼ計画通りに研究開発が行われ、偏光子の性能は目標をクリアしたが、さらにコストパフォーマンスの観点からの評価が必要である。 |
知的財産権 |
:偏光子の応用に特化した特許が出願されている。特許マップ等を作成し、企業として今後必要な特許について整理する必要がある。 |
起業化計画 |
:量産化の確立などクリアしなければならない課題もあるが、大学のインフラを有効活用する等、起業化計画、構想ともほぼ妥当なものと思われる。また、展示会に出展し良好な反応を得るなど、ビジネス計画に着実性がある。 |
新産業創出 |
:フォトニック結晶技術をベースにした製品は、可視光から赤外光領域にわたって適用可能であり、光通信市場、OA&コンシューマ機器市場、バイオ医療機器、半導体検査機器市場、など広範な市場を対象にできる。 |
総合・その他 |
:光市場はIT不況の後遺症が続いており、主力製品の需要が少なく、売上規模が立ち上げ後急激に増大することは難しいと思われるが、現実の産業界に近いニーズのある分野を狙った製品開発をしており、堅実に製品を上市していける起業となると思われる。光市場が数年内に再拡大するときに成長が期待できる。 |