・本事業の趣旨および、研究分野・研究領域の趣旨に合致していること。

・相手国にニーズがあること。

・国際的に高く評価される研究開発であって、科学技術水準の向上につながること。

・将来的な社会実装の構想があること（研究成果および社会還元の道筋がはっきりしていること）。

・相手国側研究者との具体的な共同研究計画があり、相手国での研究の代表者が明確であること。

・研究代表者（およびその国内共同研究者）の所属機関は、当該共同研究を推進する上で必要な基盤を有していること。

・相手国機関との共同研究を推進する上で、研究のコストパフォーマンスも考慮された適切な研究費計画があること。

・研究代表者にJICAの技術協力プロジェクトの専門家として国際共同研究を推進する強い意志と熱意があること。

・研究課題を実施する相手国機関の協力要請がJICAの技術協力プロジェクトにおいても採択される見込みがあること。

・多国間共同研究課題の選考にあたっては、研究が全体として統合されたひとまとまりの計画となっている課題が高く評価されます。また、指定された主たる1ヵ国での研究となった場合でも研究が行えるかどうかも評価されます。

・課題の選考にあたっては、研究水準の高さとともに、研究計画が総花的でなく、内容が絞られ、かつ具体性の高い課題であって、研究成果の社会還元の時期を含めた道筋が明確である課題が高く評価されます。

・課題の選考にあたって、アフリカ地域については、人材のキャパシティ・ビルディング、現地調査の実施と分析、そして適正技術・問題即応技術の開発・適用が重要であり、その観点からも選考を行います。

・共同研究相手国や地域について適切なバランス（過度の集中が生じないことも含む）が求められるなど、外交政策および科学技術政策に配慮されることがあります。