地球規模課題対応国際科学技術協力事業 概要
1.事業の趣旨
地球規模課題対応国際科学技術協力事業は、開発途上国などのニーズをもとに、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進することによって、地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見を獲得することを目的としています。また、その国際共同研究を通じて開発途上国などの自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動基盤の構築を図ります。
2.公募の概要
(1)研究分野および研究領域
- 環境・エネルギー分野 研究領域1【領域特定型】
「気候変動の適応又は緩和に資する研究」 - 環境・エネルギー分野 研究領域2【領域特定型】
「生物資源の持続可能な利用に資する研究」 - 環境・エネルギー分野 研究領域3【領域非特定型】
「地球規模の環境課題の解決に資する研究」 - 防災分野 研究領域「開発途上国のニーズを踏まえた防災科学技術」
- 感染症分野 研究領域「開発途上国のニーズを踏まえた感染症対策研究」
(2)研究期間
原則として3~5年。
原則として3~5年。
(3)研究経費(JST予算)
1研究課題あたり年間1000万円~5000万円程度(間接経費を含む)。
(研究期間中の研究費総額は、3000万円~1億5000万円程度)
※JICA技術協力経費
(専門家派遣、研修員受入、機材供与および現地活動に必要な経費相当)
総額約1億6000万円~3億2000万円相当
1研究課題あたり年間1000万円~5000万円程度(間接経費を含む)。
(研究期間中の研究費総額は、3000万円~1億5000万円程度)
※JICA技術協力経費
(専門家派遣、研修員受入、機材供与および現地活動に必要な経費相当)
総額約1億6000万円~3億2000万円相当
(4)対象となる相手国
ODAの技術協力の対象となっている諸国(アジア・アフリカを重点とする)。
※中国については、イコールパートナーシップの下で行われる別の事業を活用。
ODAの技術協力の対象となっている諸国(アジア・アフリカを重点とする)。
※中国については、イコールパートナーシップの下で行われる別の事業を活用。