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別紙4

平成21年度 ソフトウェア開発プログラムの公募対象について

 本プログラムは、以下の「ソフトウェア開発」と「調査研究」があります。

1.ソフトウェア開発

 現在開発中もしくは開発した(開発後おおむね3年以内)先端的な計測分析機器のプロトタイプ機に対して、実用化・普及促進のために必要なアプリケーションソフトウェアの開発や、当該機器により得られるファクトデータのデータベース構築などに関するソフトウェア開発課題を公募します。
 なお、このプロトタイプ機については、将来製品化を見込んでいることを条件とします。

2.調査研究

 先端的な計測分析機関連ソフトウェアの標準プラットフォームを開発する構想のもと、標準プラットフォーム開発の実現可能性調査や最適なプラットフォームの 仕様設計を公募します。

(1)応募条件
 本プログラムで開発したソフトウェアは、オープンソース化して、プログラム終了後3年以内に公開することを条件とします。公開にあたっては、例えばOSI(Open Source Initiative)が認定するライセンスによるものとします。ただし、個人情報に関する内容、組み込みソフトウェアの成果、およびJSTが認めた場合は、これに限りません。
 また、「ソフトウェア開発」を行う開発チームは、「調査研究」で行うソフトウェアの開発状況や開発環境の調査および標準プラットフォームの構築に協力していただきます。

* オープンソースとは一般的に、ソフトウェアのソースコードが公開されており、再頒布の自由が可能であることをいいます。代表例はLinuxなど。


(2)留意事項
 「ソフトウェア開発プログラム」は、現在開発中もしくは開発した(開発後おおむね3年以内)先端的な計測分析機器のプロトタイプ機に対して、実用化・普及促進のために必要なアプリケーションソフトウェアなどの開発に特化したプログラムですので、シミュレーションソフトウェアなどの開発を想定している場合は「要素技術プログラム」に応募してください。